こんにちは、岡田です。
個人サロンでもホットペッパービューティーに載せてるセラピストや施術者がいると思います。
それをいいとか悪いとかは、一概には言えません。
いい場合もあるし、うまくいかない場合もあります。
ホットペッパービューティーに載せる経費に見合うだけの集客があり、利益が出ているなら、それは1つの選択として間違いではありません。
ただ、当然ながら、ホットペッパービューティーに載せたからと言って、必ずそういう結果になるわけではありません。
全く集客されないサロン、集客があってもリピートにつながらないサロン、利益が削られてるサロン、やめたくてもやめれない状態になってるサロン・・
うまくいかないサロンも当然あります。
ただこうなると、ホットペッパービューティーに載せさえすればうまくいく‥と考えていたセラピストや施術者は途方に暮れてしまいます。
こうならないためにも、個人サロンがホットペッパービューティーに載せるとはどういうことを意味するのか?
本質のところを理解しておく必要があります。
結論から言うと、
ホットペッパービューティーに載せるということは、集客を他に任せるということですが、逆の見方をすると、サロンをする上でもっとも大切な部分(集客)をゆだねてしまうことを意味します。
大事な部分(集客)をゆだねてしまうわけなので、それだけマイナスのリスクも伴います。
今日は「ホットペッパービューティーに集客をゆだねることで起こる3つのリスク」について書きました。
集客を他人に任せることが意味すること
個人サロンがホットペッパービューティーに掲載するのは、そうすることで集客したいからです。
自分ではお客様を集めることなんてできない・・
ホットペッパービューティーに載せてるサロンが多い・・
ここに載せれば何とかなる・・
とにかく、ホットペッパービューティーに頼ることで、サロンやお店に集客したいわけです。
サロンをするセラピストや施術者の人は、お客様に施すスキルはあっても、集客するスキルがない方がほとんどなので、
集客の部分は、一定のお金を払ってもいいから、例えば、ホットペッパービューティーなどのポータブルサイトに任せたくなるのは分かります。
ただこれは、集客を他に任せることを意味するので、それと引き換えにしてリスクも生まれます。
このリスクは正しく認識しておくべきです。
本来、サロンやお店をするというのは、集客そのものです。
集客のないサロンは存在しないと同じです。
集客があるから、あなたのスキルは生かされるし、あなたの心は満たされるし、稼ぎも生まれます。
それくらいサロンにとって集客は、切っても切れない大切なものであり、その集客部分を自分でコントロールせず、どこかにゆだねてしまうのは、とてもリスクが高いことなんです。
掲載することで生まれる3つのリスク
ホットペッパービューティーを利用するということは、お金と交換に、そんな大事な集客の部分を相手にゆだねることを意味します。
大事な集客を誰かにゆだねた結果、
仮にうまくいくいったとしても、
(うまくいくとは、費用に見合う新規集客があり、その経費は売上に対して適切な額であり、そのお客様がリピート顧客になっていくこと)
集客という大事な部分をゆだねているので、常に不安定な状態が続き、掲載することで3つのリスクが生まれます。
①掲載費の値上げによる経営リスク
②ホットペッパービューティー内での競争に巻き込まれるリスク
③リピート客対策が複雑化するリスク
集客を自分でコントロールできていると、
この3つのリスクについては回避できます。
ホットペッパービューティーに掲載することで、経費に見合う集客が見込める可能性が生まれるのと引き換えに、
この3つのリスクに対応していかないといけないという難しい課題に対応しないといけなくなります。
よく効く薬ほど、副作用もあるものです。
掲載費の値上げリスク
1つ目のリスクは、
今でいうと、楽天市場の例が挙げられます。
楽天は2020年3月18日から送料が無料になるそうです。(送料無料化ラインの導入)
でもこの送料は出店者の負担です。
なので出店者の中には反対するお店もあるし、これを機に退店するお店もあります。
でも退店したくても、できないお店もあります。
すでに自分のお店の集客を楽天に頼っていると、
経費が上がるからイヤだと思っても、
自分で集客手段を持たない場合は、他の選択肢がない訳です。
これはセラピストや施術者のサロンやお店でも同じことが言えます。
実際、ホットペッパーの掲載料はよく改定され、上がっていってます。
集客を他にゆだねてしまうということは、
こういうリスクも受け入れざる得ないことを意味します。
ホットペッパービューティー内での競争に巻き込まれるリスク
2つ目のリスクは、
ホットペッパービューティー内における、
もしかしたら不要な競争の中に巻き込まれるリスクがあることです。
ホットペッパービューティーを利用したからといって、競合サロンがいなくなるわけではりません。
というかむしろ逆で、ある意味で、もしかしたら必要ない競合の中へ飛び込むリスクが生まれます。
ホットペッパービューティーはその性質上、
クーポンサイトの意味合いもあります。
利用者からすると、クーポンを使うサービスと認識している人も多いでしょう。
そういう利用者からすれば、
本来個人サロンが大切にしたい、個々のサロンの特徴やコダワリや、セラピストの個性は無視されて、
ひたすら安いサロンを探すためのツールとして利用されてる側面もあります。
なので、そこに載せるということは、あえて自分から価格で競い合う密集地帯へ飛び込むことを意味します。
大手や資金力のあるサロンなら、それも可能かもしれませんが、個人サロンは、そういう価格だけで評価される密集地帯で勝負してはダメなんです。
それなのに、価格で競い合う差別化しにくい密集地帯の中で、勝ち残り、または生き残るという難しい戦い方が必要になります。
わざわざ飛び込む必要のない場所へ飛び込んで、その対策をするなんてナンセンス・・という考え方もできます。
でもホットペッパービューティーを利用するということは、こういうリスクの中でやっていくことを意味します。
リピート客対策が複雑化するリスク
3つ目のリスクは、
リピート対策が複雑化することです。
あなたのサロンにリピート客をつくるということは、サロンの顧客をつくることを意味します。
一方ホットペッパービューティーを利用してサロンに来る方は、あくまでもホットペッパービューの顧客です。
すでに会員として割引やポイントの恩恵を受けてる強固な顧客が、ホットペッパービューティーの顧客です。
その顧客を今度は、自分のサロンのリピート顧客にしていく必要があるんですが、この構造を考えると、なかなか簡単にはいかないことは分かると思います。
個人サロンは一定数のリピートと、毎月数人の新規客で回ってくのがベストです。
そこには、一定数のリピート顧客の確保がなにより不可欠です。
それなのに、ホットペッパービューティーに掲載するということは、かなり険しいハードルをクリアしないと、自分のサロンのリピート客になりません。
こういう仕組みの中では、リピート対策が複雑化します。
個人サロンにとって最も大事なリピート顧客化が複雑になれば、サロンの集客が安定せず、いつまでも新規客に頼るという状態を抜け出せなくなります。
まとめ
今日は「ホットペッパービューティーに集客をゆだねることで起こる3つのリスク」について書きました。
セラピストや施術者にとって、集客というと、なにやら難しく感じて、自分には無理だと思って、どこかにそれをゆだねてしまいたい気持ちは分かります。
でも、サロンを経営するということは、集客を自分でコントロールすることでもあります。
ホットペッパービューティーに集客をゆだねるということは、別のリスクを背負うことにもなってるので、そこは忘れないようにしましょう。
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