これから開業するサロン、もしくはすでに開業しているサロンにとって、いちばんの悩み事と言えば、やはり集客でしょう。
巷では「スグに!」「誰でも!」「簡単にうまくいく!」的な表面的な集客テクニックがあふれています。
でもそれでうまくいくなら、すべてのサロンが成功しているハズですが、実際はそうなってないですよね。
では、サロンにお客様が集まり、サロンが成功するためには、何が必要なんでしょうか?
それは「正しい集客の方法」です。
「正しい集客の方法を実践し、それを継続することができれば、集客に悩まされず、安定してお客様が集まるサロンにすることができます。」
すばらしい知識やスキルをもっているだけは、サロンに人は集まりません。
「正しい集客」を知り、それを実践し、継続することがサロンを成功させる秘訣です。
ただ、世の中には情報があふれています。
その中には、間違った情報もふくまれます。
どの情報を信じていいのか・・分からない人も多いはずです。
そんなワケで、集客で悩む集客初心者のために、人脈なしでゼロからサロンを立ち上げ、今も現役でサロンを経営している立場から
初心者のための「正しいサロン集客」の方法(2023年最新版)をまとめました。
あなたのサロンにお客様が集まってくるように、「正しいサロン集客の方法」を知ってください。
※初心者のための「正しいサロン集客」の方法(2020年版)に一部記事を追加しました。
はじめに知っておく「集客の基本」
例えば、これからサロンを開業する集客初心者が、集客のことを考えよう‥と思っても、サロンにお客様を集めるということが、どういうことなのか?
「よくわからない・・」という人がほとんどだと思います。
ただ、これから集客をしていく上で、はじめの入口を間違えてしまうと、失敗の確率が上がるだけでなく、そのこからやり直すのは時間と手間とお金がかかります。
なので、はじめに「集客の基本の基本的な考え方」を書いておきます。
①あなたの常識は一度ゼロにする。
これから集客を始めようとしている初心者にとってみると、集客とは未知のものに感じるはずです。
未知なものということは、あなたが持っているこれまでの常識は通用しない可能性があるということです。
集客においては、あなたのこれまでの常識が妨げになる場合があります。
なので、これから開業して、集客をしていくという人は、これまでの常識を一度ゼロにして、自由な発想で集客をはじめることをおすすめします。
思い込みや常識が強いと、自由な発想ができなくなります。
まっさらな頭で集客を考えましょう。

②サロンに集客するためには「プラン」が必要。
サロンを開業する人はとても多いですが、プランを持たずに開業してしまう人がとても多いです。
偶然の集客など、ほとんど期待できません。
サロンに人が集まるのは必然の結果、集客のプランも持たずに開業して成功するのは至難の業です。
つまりサロンに集客しようと思ったら、お客様が集まるプランが必要だということです。
身につけた資格や技術は、お客様の悩みを解決するツールにはなりますが、お客様を集めるツールにはなりません。
お客様を集客しようと思ったら、サロンに集まるプランを持ちましょう。
③集客のゴールは「リピート顧客」をつくること。
サロンに集客するためには、サロンの本質を理解する必要があります。
サロンの本質は、リピートビジネスです。
つまり、ひたすら新規客を集客することは、集客ではないんです。
サロンに定期的にリピートする顧客をどれだけつくれるのか?
「リピート顧客を増やす。」
このことを頭におきながら、集客を考える必要があります。
集客というと、新規客を集客することに一生懸命になる人が多いですが、サロンは、リピート客を集める商売だということを忘れないようにしましょう。
以下の記事も参考にどうぞ^^



④人は「悩み」の解決にお金を支払う。
もう一つ、集客で忘れてはいけないのは、
「お客さまは、悩みの解決にお金を払う。」
ということです。
何も悩みがないのに、人はお金を払いません。
つまり、あなたのサロンに来る人は、悩みを持ってる人で、なおかつ、その悩みの解決にお金を払う意思のある人です。
これが集客を考えるときに忘れてはいけないことです。
ちなみに、悩みには、深い悩み・普通の悩み・軽い悩みがあり、
今すぐ解決したい悩み・急いで解決しなくていい悩み・解決しなくてもいいと思ってる悩みがあります。
当然、深い悩みをもち、かつ今すぐその悩みを解決したいと思う人であればあるほど、サロンに集客しやすく、リピート顧客になりやすくなります。

⑤集客するためには明確な「ターゲット」が必要。
集客とは、「客を集める。」と書きます。
字の通り、お客様を集めるのが集客です。
なので、実際にサロンに集客しようと思ったら、そのお客様を明確にしなければ集客できません。
明確にするお客様・・それがサロンのターゲットになる人です。
的がなければ、矢は刺さらにように、
サロンのターゲットがなければ、お客様に届かないので、人は集まりません。
集客する人はいったい誰なのか?
ハッキリした「誰」・・・サロンのターゲットを明確にする作業をしましょう。

⑥「コンセプト」のないサロンに人は集まらない。
集客できないサロンのほとんどは、コンセプトというものが存在しません。
コンセプトとは、あなたのサロンを選ぶ強い動機になるものです。
人が行動する(サロンに行く)気持ちにさせるもの(コンセプト)がなければ、人はサロンに行きません。
動機を呼び起こさせるもの、人を行動へ向かわせるもの、強烈な共感を呼び覚ますもの・・それがサロンのコンセプトです。
コンセプトのないサロンには人は集まらず、選ばれません。
たとえコンセプトがない状態でお客様に選ばれたとしても、それは安い料金で、機械的な作業をもとめられるサロンで終わります。
サロンに集客するためには、人が集まるコンセプトをつくりましょう。

⑦他人の集客は、あなたのサロンでは通用しない。
集客初心者の方に知っておいてほしいのは、周りのサロンの集客の方法をその通りマネをしても、集客できないという現実です。
開業するサロンは、毎年たくさんありますが、そのまま3年続くサロンは半分以下でしょう。
もっと少ないかもしれません。
つまり、ほとんどのサロンは続かないワケです。
それなのに、そのサロンの集客をマネしても成功するはずがありません。
また、サロンの強みや技術、接客、料金、エリア、施術者など、サロンの特徴はそれぞれ違うのに、同じ集客の仕方で通用するはずはありません。
なので、集客できるサロンにするためには、自分の強みを最大限に生かした「自分なりの集客方法」を見つけることがとても大切になります。
⑧最終的にお客様は、「サロン」ではなく「人」に集まる。
ここまで「サロンに集客する方法」という言葉を使ってきました。
もちろんこの言葉は間違いではないのですが、最終的にお客様は、サロンではなく人に集まる・・・ということを知っておきましょう。
サロンには名前がありますが、「サロン」とは「あなた」そのものです。
なので、「あなたの存在」をしっかり打ち出し、あなたの元に人が集まる状態をつくる
これがサロンの集客にも必要な要素になります。
また、これだけたくさんのサロンの中から、あなたのサロンを見つけてもらうためには、他との違いや強い特徴を出してサロンを差別化する必要がありますが、
あなたの存在をしっかり出すことは、サロンを差別化する上でも効果的です。
お客様は最終的に、サロンではなく人に集まることを理解しておきましょう。
⑨安さではなく「圧倒的な価値」を提供する。
集客の初心者は、集客を考えるとき、どうしても安い料金料金で提供してしまいます。
それは安い料金の方が集客できると思ってしまうからです。
初心者は、人が集まるというのをうまくイメージできないので、仕方ない部分もあります。
でも、安ければ集客できるというのは根本的に間違っています。
人はたとえ安くても価値のないものには、お金を払いません。
逆に、その人にとって価値があれば、料金が高くてもお金を払います。
安さで勝負できるのは、規模の大きい企業だけ。
そうではないサロンは、安さではなく「圧倒的な価値」を提供することで集客しましょう。

⑩集客するためには「発信」を味方につける。
「ターゲット」を明確にすることや、選ばれる「コンセプト」をつくること、また、サロンをする「あなたの存在」をしっかり打ち出すこと。
これらはすべて、たくさんあるサロンの中から、あなたのサロンを見つけてもらうための行動です。
たくさんあるサロンの中から見つけてもらうためには、違いや特徴、魅力を出す必要があります。
ただし、その違いや特徴、魅力は、そのままでは相手に伝わりません。
つまりサロンに集客するためには、伝えること、発信することが、必要不可欠だということです。
どんなにすばらしい知識や、商品、サービス、技術があったとしても、伝えなければ、相手には届きません。
これを理解した上で、正しく相手に伝わる発信を行い、発信を味方に付けましょう。


サロンの「ターゲット設定」が集客を左右する。
あなたは「誰」をシアワセにできるのか?
マーケティングの世界では、ペルソナという言葉がよく使われます。
ペルソナとは、例えばサロンの場合でいうと、サロンのサービスを提供するターゲットとなる顧客像のことをいいます。
ペルソナには、具体的な職業、年齢、価値観、ライフスタイルといったものを具体的に想定し、このペルソナをどこに設定するかで、サロンの集客が大きく変わります。
そもそもペルソナを明確しておかないと、あなたのサービスを必要とする人に届かないので、集客など不可能です。
ただ、ペルソナといっても、よく分からずピンとこない人もいると思います。
そんな人は、この質問に答えてみましょう。
「あなたのリソース(資源)をフルに使えば、あなたは誰をシアワセにできますか?」
商売やビジネスは、商品やサービスで誰かをシアワセにする行為です。
誰かをシアワセにする対価が売上です。
なので、「あなたのリソース(資源)をフルに使えば、あなたは誰をシアワセにできるのか?」
この「誰」の部分をハッキリさせましょう。
この「誰」というのが、サロンのターゲットになる人です。
知識や資格、経験、得意など、さまざまな強みをもつ「あなた」は、サロンという「場」で「誰」をシアワセにできるのか?
「あなた」だからシアワセにできる人が、きっといるハズです。
ターゲットを決める時の注意事項
サロンのターゲットを決める時には、いくつか注意することがあります。
ターゲットの「具体像」を明確にする。
ターゲット像は明確にしておかなければ、集客に失敗します。
あなたのサロンのターゲットは、具体的にどんな人なのか?
どんな生活をし、どんなお仕事をし、どんなライフスタイルで、どんな考え方で、何が好きなのか?
ターゲットが曖昧だと、結局誰にも届きません。
つまり人が集まりません。
また、ターゲット像が曖昧だと、ターゲットの悩みを解決するはずのサロンの商品・サービスの価値や精度が下がり、発信の効果まで弱くなります。
ターゲット像は具体的により明確にしておきましょう。
ターゲットは「悩み」がある人にする。
サロンのターゲットを考えるとき、忘れてはいけないことは、ターゲットは悩みがある人にする・・ということです。
悩みがない人をいくらターゲットにしても、集客できません。
その上でターゲットの「悩み」にフォーカスを当てましょう。
「悩み」がある人が、その悩みを解決するためにサロンに通い、お金を支払うワケです。
当たり前のことですが、「悩み」がある人がサロンの「ターゲット」になります。

サロンのサービスにお金を払って解決したい人にする。
サロンのターゲットになるのは、悩みがある人です。
しかし、その悩みを解決する方法として、サロンというサービスを使わない人は、ターゲットにはなりません。
・自分自身で解決する人、またはできる人
・病院などの専門機関に行って解決する人
・解決するのにできるだけお金を使わない人
たとえ悩みがあっても、こういう層は、サロンのターゲットにはなりにくいので、注意しましょう。

ターゲットは「絞る」ほど見つけてもらえる。
集客には、明確なターゲットが必要だと書きましたが、ターゲットが広いと集客するのは難しくなります。
世の中には、たくさんのサロンがあり、その中であなたのサロンを見つけてもらうのは、大変なことです。
ではどうすればいいのか?
それはターゲットを「絞る」ことです。
ターゲットは絞れば絞るほど、そのターゲットには、見つけてもらいやすくなります。
また、発信するときも、ターゲットが絞られてる方が、よりそのターゲットには響きやすくなります。
たくさんのサロンの中で、見つけてもらうには、目立つ必要がありますが、ターゲットを絞るのは、よりサロンが目立つための1つの方法です。
ただ注意しないといけないのは、しぼりすぎて客層を狭めすぎ、そこにお客様がいなければ意味がありません。

「コンセプトの差別化」が集客の成果を決める。
コンセプトは「差別化」することで選んでもらえる。
サロンに集客するためには、コンセプトが不可欠だと書きました。
それは、人は単に商品やサービス・手技だけでなく、サロンが掲げる「コンセプト」に強い共感を覚えるからです。
コンセプトは、サロンに集まる強い動機になります。
ただし、コンセプトさえあれば集客できるのかというと、そうではありません。
世の中にはたくさんのサロンがあり、そのサロンもまたコンセプトを掲げています。
そんな中にあっては、他と同じようなコンセプトでは、選んでもらいにくくなるのは当然です。
つまり、「コンセプトの差別化」が必要になるワケです。
できるだけ他と競合せず、独自のポジションを保てる、差別化されたコンセプトがあれば、集客はより簡単になっていきます。
知恵をしぼり、できるかぎり「差別化されたコンセプト」をつくりましょう。

「差別化コンセプト」をつくるヒント
「差別化コンセプト」をつくる時に用意するもの
差別化されたサロンのコンセプトって、いったいどうやって作ればいいのか?
以下に作り方のヒントをまとめておきます。
コンセプトをつくるには、最低限用意するものが5つ必要です。
①ターゲット
コンセプトは、そもそもターゲットのために存在するので、ターゲットが必要です。
②ターゲットの悩み
コンセプトはそのターゲットの悩みを解決するものなので、ターゲットの悩みにフォーカスを当てることが必要です。
③悩みを解決する方法
コンセプトとは、ターゲットの悩みを解決する方法なので、悩みを解決する方法が必要です。
④悩みを解決する方法の根拠
ターゲットの悩みを解決する方法には、根拠がないと説得力がうまれないので、根拠が必要です。
⑤ターゲットの悩みを解決することで得られる未来像
コンセプトには、コンセプトによって得られる未来像が必要です。
「差別化コンセプト」の作り方の例
例えば仮に、サロンのターゲットを、子育てが終わり、これから仕事を再開して自分の人生を楽しみたい女性にします。・・・①
ただ、子育てに追われていたそのターゲットは、自分の顔に以前のような自信を持てない悩みがあり、そのことで仕事を再開する勇気を持てないことで悩んでいるとします。・・②
体形や美への不安が自信を無くし、社会復帰する勇気を妨げてしまう場合はよくあります
そんなひとに、あなたのサロンでは、その年代に最適なアプローチの方法、例えば、「痛くないアンチエイジングコルギ」で子育て前の自信があったお顔(美肌や小顔など)を取り戻す方法があるとします。・・・③
ただ、なぜ「痛くないアンチエイジングコルギ」で、ターゲットの悩みの解決につながるのか・・・については、説得力のある根拠が必要になります。・・・④
サロンのコンセプトで解決できるのは、子育てが終わった世代の美を取り戻し、第2の人生を輝くものにすることです。・・・⑤
「サロンのコンセプトの例」
〇〇(サロン名)は、子育てが終わり、これから新しく第2の人生を楽しみたいけれど、顔の老化が気になって積極的に行動できない女性に、「痛くないアンチエイジングコルギ」で子育て前以上の若さを取り戻し、第2の輝く未来のスタートをサポートをするサロンです。
以上、あくまでも1つの例ですが、こんな風にコンセプトをつくります。
コンセプトを差別化するコツ
コンセプトを差別化するためには、いくつか方法があります。
・ターゲットをよりしぼり、コンセプトをとがらせて差別化する。
・ターゲットを変えて、新しいコンセプトにして差別化する。
・他の手技と組み合わせて独自のコンセプトにし差別化する。
・個人の強みや経験をコンセプトに生かして差別化する。
・商品の形を変え、新しいコンセプトをつくって差別化する。
差別化されたコンセプトは、ターゲットや、使う技術、自分のリソース(資源)などを変えたり、足したり、減らしたり、組み合わせたり、編集したりして作っていきます。
コンセプトに魅力があり、他と違うメッセージを伝えることができると、こちらからお客様を頑張って集めなくても、向こうからお客様が見つけて集まってきます。
集客に手間をかけずに、お客様に集中するためにも、コンセプトの差別化は集客する上で非常に大事になってきます。

コンセプトは「言語化」してはじめて伝わる。
コンセプトをつくっても、それを言葉にしないと伝わるものにはなりません。
言葉にすることではじめて、コンセプトは相手に伝わります。
チラシやブログ、SNSをつかって発信するときでも、言語化された響くコンセプトがあることで集客効果が上がります。
そのためには、ターゲットに響くような短いキャッチコピーも必要です。
いいコンセプトでも、うまく言語化されないと、伝わり方は弱くなります。
一言で伝わるコンセプトと、コンセプトをあらわす文章をつくりましょう。
分かりやすい言葉で、キャッチな表現で、お客さんがサロンに来るといい未来が想像できるような言葉をつかってコンセプトを言語化しましょう。
うまく言語化された、いいコンセプトは人の心に刺さり、集客しやすくなります。
「リピートのしくみ」で集客が安定する。
「新規集客」より「リピート対策」が重要なワケ
集客と聞くと、ほとんどの人は新規客の集客、つまり新規集客のことをイメージします。
特にこれから開業するサロンには、お客様がいないので、まずは新規のお客様をあつめることを考えるのは当然といえます。
ただ、はじめに書きましたが、サロンとは、リピートビジネスです。
定期的にリピートしてくれるリピート顧客をどれくらい増やせるかで、サロンの成功は決まります。
サロンは、リピート率が高ければ高いほど集客が安定します。
言い換えれば、リピート顧客が増えなサロンは経営が成り立たず継続できません。
大きなサロンなら、それも可能かもしれませんが、個人や小さなサロンではそれは無理なので、サロンの集客を考えるときは、リピート顧客を増やすための集客を何よりも重視する必要があります。
たとえ、今月30人の新規客をサロンに集客できたとしても、そのお客様が誰一人リピートしなければ、翌月のお客様はゼロです。
またイチから新規客の集客を頑張らないといけなくなります。
これが30人のうちの9割がリピートすれば、翌月27人がサロンに足を運ぶことになり、新規客にかかる負担はぐっと減ります。
サロンの集客に悩むことなく、サロンを経営するためには、できるだけリピートする割合を上げる仕組みを整えておくことです。
リピート9割、新規1割のサロンを目指す。
これくらいリピート顧客重視のサロン集客戦略が求められます。



「リピート顧客」をつくる仕組みづくり
「リピート顧客」は、偶然や根性では増えていきません。
リピート顧客を確実に増やしていくためには。リピート顧客が増える仕組みが必要です。
以下にそのヒントをいくつか挙げておきます

①「コンセプト」がリピート顧客を作る。
コンセプトを間違えてしまうと、いつまでもリピート顧客が増えないサロンになります。
例えば、はじめから「今の肩こりがスッキリすればいい。」と思うお客様をサロンのターゲットにしてしまうと、1回きりでいいと考えるお客様が集まるのは当然です。
コンセプトは、そこに共感する人が集まるので、これではリピートするお客様は増えません。
でももし、「慢性的な肩こりを体質から根本的に改善する。」というコンセプトであれば、継続して通う目的が生まれるので、リピートするお客様は集まりやすくなります。
コンセプト作成の段階からリピート顧客を意識して、リピート顧客に響くコンセプトをつくることで、リピート顧客が増える仕組みが生まれます。
②リピートしやすい料金体系にする。
継続して通いやすいような料金制度にすることで、リピート顧客を増やすこともできます
リピート顧客を増やすためには、リピートする意思がある「リピート顧客予備軍」に、このサロンは、1回きりではなく、継続して悩みを解決するサロンだということ知ってもらうことが必要です。
そのためにはリピート顧客が継続しやすいシステムも必要です。
例えば、定期的な継続を希望するお客様には、通いやすい料金体系にするだけで、リピートしたいお客様には強いメッセージになり、リピートしやすくなります。
③リピート顧客をすべてに最優先する。
サロンが大事にするのは、1回きりのお客様ではなく、継続して通われるお客様です。
なので、新規のお客様よりリピート顧客により手厚いサービスを提供し、サロンで行う企画や新しく始めるサービスでも、継続して通ってくださるリピート顧客にまずお伝えする。
こうして新規客よりリピート顧客を優遇することを鮮明にすることで、定期的に通うリピート顧客に支持されて、必然的にリピート顧客が増えていきます。

④「定期的に通わないと解決しない悩み」がある人に発信する。
はじめから1回だけでいいと思っているお客様に、一生懸命その意義を説明しても、そのお客様はリピート客にはなりません。
伝える人を間違えてしまうと、リピート客が増えないのは当然です。
リピート客を増やしたかったら、定期的に通う意思のある人に向けて発信しましょう。
つまり、定期的に通わないと解決しない悩みがある人に発信することで、はじめから続ける意志がある人に届くので、必然的にリピート顧客になってもらいやすくなります。

⑤リピートする「メリット」を提案する。
どんなサロンでも、はじめて来られた新規客に次回もリピートしてほしいと思っているハズです。
でも実際は、無理にすすめることに気が引けたり、施術に自信がなかったりして、次回予約の提案をしていないサロンが非常に多いです。
こちらからリピートするメリットをしっかり伝えて、次回予約の提案をしなければ、リピート客が増えないのは当然です。
リピート客をふやすためには、リピートの提案が必要です。
ただ、どうしてもそれができない‥という人もいるかもしれません。
でもそれは大きな誤解なので、考え方を改めましょう。
お客様は、自分が抱える悩みを解決しようと思って、わざわざサロンに足を運ばれたわけです。
そしてそのお客様の目的は、その悩みが解消されることです。
それなのに、リピートする必要性とリピートするプランを提案しないなんて、それはある意味、お客様の悩みに向き合ってないことを意味します。
お客様のことを考えるなら、
プロとして、自信を持って継続するメリットとリピートするプランを伝え、次回予約をその場でもらうべきです。

⑥ツールを活用してリピート客を増やす。
リピート客を増やすためには、サロンカードやポイントカード等のツールをうまく活用しましょう。
新規のお客様が最低でも3回通ってくれれば、リピートしやすいというデータもあります。
サロンカードやポイントカードを活用して、リピートしやすい環境を整備してきましょう。
また、ツールを使って、リピート客を優遇し、より特別感を感じてもらえると、サロンのファン化が図りやすくなります。

リピート客を増やすためのマインドチェンジ
リピート顧客を増やすためには、あなたの意識改革も必要になります。
それは思い込みや常識に縛られていると、リピート客をつくれないからです。
頭をリセットし、マインドを変えましょう。
・悩みが深く、その悩みを解決したい人はいる。
・そしてその悩みをサロンのサービスで解決したい人もいる。
・さらにその悩みを定期的に継続してサロンのサービスを受けて解決したい人もいる。
・1週間、または2週間ごとに定期的にサロンに通う人もいる。
・次回予約をきちんと提案すれば、人はその場で次回予約を取るようになる。


「ターゲットの悩み」を解決する商品づくり
商品に魅力があるから人は集まる。
集客を考えるとき、サロンで提供する商品やサービスは絶対的に必要なものです。
でも、どこにでもある魅力のない商品、サービスでは人は集まりません。
つまり商品、サービスの良しあしが、集客に大きく影響するということです。
身に付けた手技を何のアレンジもなく、そのまま提供する商品に魅力はありません。
あなたの強みを生かして他とは違う特徴を商品に出しましょう。

その商品でターゲットの悩みが解決する。
サロンの商品とはそもそも、ターゲットの悩みを解決できるものでなければ意味がありません。
ターゲットは、サロンのコンセプトに共感し、そこに行けば自分の悩みが解決すると考えるから、サロンに足を運びます。
なので、商品とは、コンセプトを体感できるものであり、またその商品を受ければ、悩みが解決できるものでなければいけません。
また、他のサロンにもあるような商品では、あなたのサロンに行く理由がありません。
サロンの商品は、ターゲットの悩みを解決するもので、できるだけ他のサロンとは違う形のものを作りましょう。
サロンの商品の作り方
商品をつくるときには、以下のものを用意することからスタートします。
・ターゲット(誰のための商品か?)
・コンセプト(この商品のコンセプト)
・ターゲットの悩み(この商品はどんな悩みを解決できるのか?)
サロンの商品は、
いったいどんなコンセプトで、
誰のための商品で、
どんな悩みを解決できて、
その商品受けた人はどんな未来が待ってるのか?
この要素がなければ、商品は作れません。
できるだけ他とは違うコンセプトで、より魅力ある商品にするために、商品に特徴を出していきます。
・あなたの強みを取り入れて商品に特徴をだす。
・あなたの特徴を取り入れて商品に特徴をだす。
・あなたの経験を取り入れて商品に特徴をだす。
・提供の方法を変えて商品に特徴をだす。
・他の手技と組合せて商品に特徴をだす。
・他のサービスと組合せて商品に特徴をだす。
・ターゲットを変えて商品に特徴を出す。
サロンの商品が、
ターゲットに共感するコンセプトで、
その商品でターゲットの悩みが解消され、
あなたからその商品を買いたいと思われ、
それが他になく魅力があり価値あるものであれば、
例え高単価でも、その商品を買いたいという人が必ずサロンに集まります。
そんな商品づくりを目指しましょう。
売り上げをつくる商品と、入口商品
サロンにたくさんのメニューを作る人がいます。
でも、メニューを増やせばそれで集客できるわけではなく、逆にコンセプトがブレ、集客が難しくなります。
自信がある商品は1つあれば十分集客していけるので、まずそれを作りましょう。
ただメインの商品は、大きく分けて2つ必要です。
1つは入口商品。
もう1つが売り上げを作る商品。
サロンのメインとなるのは、売り上げをつくる商品です。
これを定期的に受けてもらうことで、安定したサロンの売り上げを作っていきます。
ただ、そのメインの商品を受けてもらうためには、入口の商品があった方が、集客しやすくなるので、入口商品をつくって、新規客に来てもらいやすい導線を作っておきます。
入口商品からメインの売上を作る商品へ。
この流れをうまくつくることで、集客が安定し売上が上がり、新規からリピートへの流れも作れます。

「商品の料金設定」で集客の方法が変わる。
料金設定を間違えると集客はシンドクなる法則
商品の良しあしで集客できるかどうかが決まってしまう‥書きました。
サロンの商品は、サロンのすべてを表すものなので、それは当然です。
ただ商品には、もう1つ重要な要素があります。
それは商品の料金設定です。
商品の料金設定を間違ってしまうと、集客どころではなくなります。
そもそも安い商品だから集客しやすくなるワケではありません。
逆に料金を安くしてしまうと、実は集客が大変になります。
どういうことかというと、
料金を安く設定してしまうと、それだけたくさんのお客様をサロンに集めないといけなくなり、それだけ集客が大変になるということです。
そもそも集客には、手間と時間とお金がかかるものです。
それは個人サロンでも規模の大きいサロンでも同じ。
でも、個人サロンや小さなサロンでは、たくさんの新規のお客様を集めるのは、限界があります。
サロンを始める人は、とにかく価格を安くしようとしてしまいがちですが、それが集客を苦しめる原因です。
商品の価格を安くした方が集客しやすく、たくさんのお客様が来てくれるような気になってしまいますが、
価格が安いと、目標とする売上に到達するためには、より多くのお客様に来てもらう必要があるので、実はこの方が集客はよっぽどシンドイです。
単価が高い商品なら、それほど多くないお客さまの数でも売り上げを達成でき、こちらの方が集客は楽になります。
仮に売上目標を50万とすると、客単価が10,000円なら、毎月50人の方に来てもらう必要がありますが、
例えば、客単価が20,000円なら25人のお客様に来ていただくと達成できることになります。
集客を楽にするためにも、売上を上げるためにも、商品の料金はできる限り高単価にする努力をしましょう。


個人が採用すべきは、高単価、少人数の集客スタイル
料金設定を安くしてしまうと、集客が大変になり、サロンの経営が行き詰ります。
なので、個人サロンが採用すべき方向は、高単価、少人数の集客スタイルにすべきです。
安易に安い料金にして、ひたすら集客を頑張ったところで、うまくはいきません。
また料金を安くしてから、あとあと料金を上げるのは至難の業です。
ただ、商品を高単価に設定にするためには、ターゲットに対して圧倒的な価値を提供する必要があります。
安易に商品を安くするんではなく、知恵を絞って圧倒的な価値のある商品にして価格を上げましょう。

「売上=客数×客単価」というシンプルな計算式
サロンが採用すべきは、
高単価、少人数集客のスタイルにすべき‥と先ほど言いました。
商品の単価を上げれば、必然的に少ない集客で目標売上を達成できます。

サロンに集客する目的は、最終的には、サロンの売上を上げることです。
お客様がサロンに集まり、お金を支払うことで、売上が上がります。
売上は、「客数×客単価」というシンプルな計算式で成り立っています。
「売上=客数×客単価」
この法則を理解しておきましょう。
この計算式で考えると、
売上を上げる方法は、次の3つしかありません。
- 客数を上げる。
- 客単価を上げる。
- 客数・客単価の両方を上げる。
商品の価格が安ければ、よりたくさんのお客様を集めないといけないですし、価格が高ければ、その数はそれほど多くなくてもいいことになります。


「集客の流れ」を理解すると不安がなくなる。
「集客の流れ」を理解すると不安も消える。
初心者が集客に不安に感じるのは、サロンに集まる「お客様の流れ」をイメージできないからです。
または、サロンに集まる「お客様の流れ」の仕組みを知らないからです。
なので、集客の流れを理解すると、集客の不安や悩みも消えていくので、そこは押さえておきましょう。
集客には流れがあります。
まずはお客様がサロンに来てくれる集客の流れ、そしてリピートしていただける流れを理解しつつ、全体のお客様の流れのしくみをつかみましょう。

新規のお客様がサロンを予約するまでの流れ
①サロンの存在を知る。
お客様は、サロンが発信するツールのどれかを見つけて、サロンのことを知ります。
それはチラシかもしれませんし、ブログやフェイスブックかもしれません。
伝えることで、はじめてサロンの存在をお客様に知ってもらえます。
②サロンのことに興味を持つ。
チラシ、ブログやフェイスブックなどのツールを見た人で、その内容が気になったり、共感したりすると、その人はサロンのことに興味を持ってくれます。
何かのツールでサロンの存在を知った人も、その内容に関心や興味をもたないと、その先の行動に行きません。
伝えると同時に、興味を持ってもらうことが必要です。
③サロンに行くかどうか検討する。
サロンの存在を知り、興味を持ったお客様は、実際に行ってみようかどうかを検討します。
・自分の悩みや困りごとが解決するのか?
・口コミにはどんなことが書かれているのか?
・サロンをしている人はどんな人か?
・サロンの場所はどこにあるのか?
・値段はどうか?
・予約はどうすればいいのか?
サロンのことを色々調べながら、最終的に行くかどうかを検討します。
この段階で、行かない・・となる人も出てきます。
④サロンを予約する。
ここまでいくつかのハードルを乗り越えて、
ようやくお客様は具体的に自分のスケジュールを確認し、予約することになります。
お客様が実施に予約するに至るには、いくつもの山を越えないといけないわけです。
ただこの段階でも、
予約の方法が分かりにくかったり、サロンまで行き方や、営業時間などが分かりにくければ、行こうと思っていた気持ちがなえて離脱します。
新規のお客様が、こうしたいくつもの段階を経たうえで予約に至る以上、その段階ごとに丁寧に導くことが集客する側には求められます。
新規客がリピートする流れ
集客の流れには、新規のお客様の流れともう一つ、そのお客様がリピートしてもらう流れがあります。
→はじめてのお客さま
→サロンを予約
→サロンに来店
→その場で次回予約
→再来店
→リピートしてくれる顧客
→サロンのファンへ
この流れを仕組み化することで、サロンの集客が安定します。
はじめてのお客様(新規客)がたくさん来られても、リピートしてくれる流れがなければ、はじめてのお客様を集め続けないといけません。
新規客を集めるのは手間とお金がかかるので、それは不可能です。
リピートしてくれるお客様がいなければ、サロン経営はつづきません。
新規のお客様の流れ、リピートしてくださるお客様の流れ、そして全体の流れ・・集客の流れをよく理解しておきましょう。
「個の強み」がサロンの集客を後押しする。
あなたの「強み」がサロンに人を集める。
はじめに、「お客様は最終的にサロンに集まるんではなく、人に集まる。」と書きました。
その理由は、
これだけたくさんサロンがある中から、ターゲットに見つけてもらうためには、他との差別化が必要で、でも、その差別化も簡単にはいかない中にあっては、「個の強み」がものすごく重要になるからです。
「個人の強み」を使えば、他と差別化することができます。
サロンという形だけで他と差別化しようと思うと、かなりの工夫とアイディアが必要になります。
でも「個人の強み」は人の数だけ存在するので、その「個人の強み」を編集し、うまく伝えることができれば、それはサロンの差別化につながり、集客につがります。
「個人の強み」は人を集める強力な力になります。

「個」を編集して、サロンを差別化する。
個人の強みというと、必ず自分の強みが分からない・・という人がいます。
ただ、人には誰でも必ず強みがあって、それは間違いのない事実です。
確かに自分で自分の強みを見つけるのは難しい作業ですが、自分にあるリソース(資源)を過去にさかのぼって全部書き出してみましょう。
人に聞いてもいいと思います。
そしてここからが本当の作業になります。
自分にあるリソース(資源)は、そのままの状態では、なかなか他との差別化はつくれません。
つまり、自分のリソース(資源)を編集して、新しく自分の強みをつくる作業が必要になります。
自分のリソース(資源)をそのまま生かそうとするから、差別化できないわけです。
自分のリソース(資源)を組み合わせたり、削ったり、形を変えたり、掛け算したり・・・これが「個」の強みの編集作業です。
この強みの編集作業をすることで、個の強みがサロンの差別化へと昇華します。
ただ、自分が強みだと思っていることと、実際に人から必要とされる強みは違うことが多いので、このあたりは専門家に聞くのも1つの方法です。
肩書とプロフィールのストーリー化
個の強みは、あなたの肩書をつくったり、プロフィールをストーリー化して伝えると、よりターゲットに響きます。
あなたの肩書をつくると、あなたが何をする人なのかが伝わりやすくなり、強みが伝わるので、それが集客につながります。
肩書はSNSやブログ、チラシや名刺にいたるまで、いろんな場面で使われるものなので、効果的です。
また、プロフィールはストーリー化して伝えると、より集客効果抜群です。
ストーリー化されたプロフィールの中で、
なぜサロンを開いたのか?
なぜそのコンセプトなのか?
なぜそのターゲットなのか?
なぜその商品なのか?
あなたの思いがストーリー化されたプロフィールには、人を引き付ける力があります。
繰り返しますが、
人はサロンというものよりも、サロンをしている人に共感するものです。
プロフィールは集客効果があるので、うまく活用しましょう。

「自己開示」で、来てほしい人だけが集まる。
「個の強み」は他との差別化になり、人を集める力がある。
ということは、「自己開示」がとても大切だということです。
「自己開示」とは、その名の通り、自分を開示してオープンにして伝えること。
「自己開示」しなければ、あなたはどんな人なのか・・相手に伝わりません。
それでは誰の共感を得ることもできないので、お客様から選ばれません。
あなたの方から「自己開示」すれば、相手も心を開きます。
また「自己開示」することで、あなたと共感が深い人がサロンに集まるので、結果としてあなたと感性の近い人がサロンに集まるようになります。
それは簡単に言えば、
あなたに合う人が集まることを意味するので、リピート顧客やサロンのファンになりやすい人を集客していることになります。
こんなふうに「自己開示」には集客の効果があるので、その必要性を理解しましょう。

「予約導線」を整えて集客をスムーズにする。

お客様を迷わせない「予約導線」を整える。
サロンで決めたターゲットにコンセプトが響き、興味を持ってもらえれば、ターゲットは予約します。
ここに至るまでに、お客様はいくつものハードルを乗り越えてきましたが、来店する最後のハードルが、予約に至る導線です。
なので、「予約導線」をわかりやすく整えておくことは大切です。

例え、サロンに興味を持ってもらえても、予約までの導線が不親切で迷ってしまうようなら、湧いてきた興味も一瞬でしぼんでしまうこともありえます。
最後まで丁寧にお客様をサロンまで誘導しましょう。
「予約導線」を整えるときに気をつけることは、次のようなことです。
・予約するときに思う疑問が、問い合わせをなくてもホームページ等に書いてある。
・予約状況が迷わずに一目で分かるようになっている。
・予約の方法が分かりやすい。
・チラシやブログなどから迷うことなく予約ができる。
・サロンまでのアクセスが詳しく書いてある。
チラシや、名刺、ブログ、インスタ、Facebook・・どこからでもスムーズにサロンに予約できるようにしておくと、スムーズな集客につながります。
小さなサロンも「オンライン予約」を味方につける。
オンライン予約、ネット予約の仕組みは、サロンの規模にかかわらず、備えておきたい機能です。
オンライン予約の仕組みがあれば、24時間365日、あなたは手間もかからず予約を受け付けることができます。
また、今やオンライン予約は、今や一般的なので、お客様の利便性の向上にもつながります。
サロンにオンライン予約の仕組みがあれば、ホットペッパービューなどのクーポン予約サイトにお金をかけることなく、自前の集客が可能になります。
集客にお金をかけないためにも、集客を楽にするためにも、オンライン予約の仕組みを持ちましょう。


すべてのツールは最終的にHPに集める。
予約導線を整えるとは、
お客様に伝えるための発信ツール(SNS、ブログ、チラシなど)から最終的にホームページにお客様を誘導することでもあります。
いろんな発信ツールは、サロンのことを知らないお客様と「はじめのつながり」をもつために使います。
でも、最終的にそこでつながったターゲットをホームページに案内して、そこから予約まで結びつける。
ここまでが集客の流れであり、予約導線もその一部です。
最終的にホームページに案内されたお客様が、サロンに興味を持ち、予約してもらう流れをつくるために、すべての発信ツールは、ホームページに集めるようにしましょう。
ということは、ホームページも魅力あるものにしておかないといけないことは言うまでもありません。
「予約サイト」を使うメリットデメリット
「ホットペッパービューティー」を使うかどうかの判断基準
集客を考えるとき、ホットペッパービューティーなどの「クーポンサイト」「予約サイト」を活用するかどうかは悩むところだと思います。
とくにホットペッパービューティーは、美容系サロンの予約の入り口としては圧倒的な力があり、
ヘアサロンでは、ホットペッパービューティ―なしでは集客が困難なのも現実としてあります。
ただ一方で、掲載料が高いので、経営の負担は大きくなります。
ホットペッパーにもメリットとデメリットがありますが、小さなサロンや自宅サロン、売り上げ規模の小さなサロンには負担が大きくなるのも事実です。
またホットペッパービューティ―に掲載すれば、それで必ず集客できるかというと、もちろんそうではありません。
ホットペッパービューティ―の中にも、たくさんのサロンがあるわけで、その中から選ばれる必要があります。
もしホットペッパービューティ―を使うなら、メリットデメリットをきちんと理解したうえで活用しなければ、あとで後悔することになるので、慎重に判断しましょう。
もし活用するならホットペッパービューティ―の仕組みをよく理解した上で使いましょう。

ホットペッパービューティ―のメリットとデメリット
ホットペッパービューティーは、掲載費用が高い契約が上位に掲載されるシンプルな仕組みです。
高い掲載費を払えば、上位に掲載され、その分だけ集客される可能性は高くなります。
ただ、掲載費は高くなり、経営を圧迫します。
また、集客の入口をホットペッパービューだけの頼ってしまう危険もあります。
それに、ホットペッパービューティーから予約されるお客様は、ホットペッパービューティーの顧客なので、サロンのリピート客になりにくい傾向があります。
こうしたメリットとデメリットをよく理解して使わないと、失敗してしまいます。
ホットペッパービューティーのメリット
・掲載費用をかければかけるほど集客ができる可能性が高くなる。
・開業時の集客には有効
・予約システムが利用できる。
ホットペッパービューティーのデメリット
・掲載費用が負担になる。
・クーポン利用目的のお客様が多く、リピートしにくい。
・サロンの顧客になりにくい。
・自店の予約システムと併用しにくい。
・ホットペッパービューティーだけに集客をたよる危険性がある。

ホットペッパービューティーVS 自前集客
ホットペッパービューティーを使うことは、
掲載料という名のお金を払うことで、ホットペッパービューティーに集客をお願いすることを意味します。
一方で、ホットペッパービューティーに頼らない自前集客は、自分で集客を行って集客をコントロールする方法です。
自前で集客をコントロールするには、人が集まる仕組みや準備が必要になり、そこが手間です。
でも、自前で集客をコントロールできれば、コンセプトに共感するいいお客様をお金をかけないで集客することが可能になり、リピート顧客やサロンのファンを増やすにも有効な方法です。
どちらがいいかはその人の置かれている環境やサロンの形態によっても違います。
ただ、集客にお金をかけず、高単価で共感度の高いファンをつくりたいのであれば、自前集客することをおすすめします。

集客にはサロンの「発信」が不可欠
サロンが発信する本当のの目的
サロンは、そこに来るお客様(悩みを抱えている人)に専門の知識や技術を提供する場所なので専門の知識や技術が必要なのは当然です。
ただ、サロンにお客様が来ないと、その専門の知識や技術も使えないので、サロンにお客様を集める(集客)必要があります。
そして集客のためには、伝えること・・発信することが必須です。
発信することなしに、人を集めることはできません。
それは、発信しないと、サロンの存在を人に知ってもらえないからです。
すばらしい知識や技術、すばらしい想い、素晴らしい商品、すばらしいサロン・・・・
どんなにスバラシイものがあっても、伝えないことには、相手は知ることはできません。
伝える・・発信する目的をよく理解してきましょう。

発信するときの基本的な考え方
集客する上で大事なことは、間違った発信ではなく、「正しい発信」を行うことです。
ただ単に、自分の言いたいことをSNSやブログを使って伝えることが、発信ではありません。
また、伝える相手がいない日記のような発信も共感されることはありません。
正しい発信をするために、基本的な考え方をいくつかあげておきます。
・発信する相手が定まっている。
・発信する内容が決まっている。
・発信する立ち位置がぶれない。
・共感される発信をする。
・ターゲットの役に立つことを発信する。
・発信し続けることで相手に信頼される
・宣伝は共感されない。
・自己開示のない発信は共感されない。
発信するツールと選ぶ基準
サロンが発信に使えるツールは、無料で使えるものから有料のものまでたくさんあります。
・SNS(インスタ、Facebook、ツイッターなど)
・ブログ(アメブロ、ワードプレスなど)
・アナログツール(チラシ、リーフレット、名刺など)
すべてを使うのは、難しいので、その中から集客できるツールを選ぶ必要があります。
発信ツールを選び基準はいくつかあります。
・ターゲットが使っているかどうか?
・ターゲットに届くかどうか?
・自分が使いこなせるかどうか?
・自分の集客スタイルに合うかどうか?
・地域性
これらの中から自分に合った方法を選び、あとはコツコツと反応を見ながら発信しましょう。
発信を継続する重要性
集客で大切なのは、続けることです。
ただし、発信を続けることが、実際にできているサロンは多くありません。
「発信を続けているサロン」と「発信を続けていないサロン」
この差が、集客の差を生んでいるとも言えます。
つまり発信を継続できれば、集客しやすくなる・・ということです。
先ほども言いましたが、
集客する上で、サロンが発信することは必須です。
もちろんそれは正しい発信でないと効果はないわけですが、続けることではじめて、実際に集客という形になって表れてきます。
続けることの重要性をよく理解して、正しい集客を継続しましょう。

サロンで使える具体的「集客ツール」
サロンで使える集客ツールをいくつか挙げておきます。
ブログ
ブログの目的
集客ツールとして、ブログで発信する目的は、サロンのターゲットの人とブログを通じてつながることです。
ブログを通じてターゲットとつながりを持ち、サロンやあなたへの共感・信頼をつくり、最終的にサロンに来店してもらうために使います。

メリットとデメリット
ブログが集客に結び付くまでには、少し時間がかかります。
ただ、ブログは、サロンや自分のことをより深く知ってもらうことができ、正しい発信をコツコツ続けていくことで非常に効果的な集客導線になります。
またブログを読んで来られるお客様は、すでにサロンの考え方やあなたのことを良く知っている人になるので、はじめてであってもスムーズな接客ができ、リピートしてもらいやすい利点があります。
ブログはほとんど費用も掛からないので、うまくいくと、お金もかからず集客効果も高いツールになります。
難点は、コツコツ書き続けないといけないと効果がでないこと。
また、わかりやすく、相手に共感し信頼してもらえるような文章を書く技術も必要になります。

ブログを見てもらえる経路
・グーグルやヤフーなどの検索
・チラシや名刺などのアナログツール
・フェイスブックやインスタなどのSNS
・アメブロのユーザー
・来てくれたお客様
Googleなどの検索からブログを見てもらうためには、お客様が検索するワードで上位に表示されないと、検索からは見てもらえません。
そのためには、検索されるキーワードで上位に掲載されるような価値ある文章を書く技術が求められます。
他にはチラシや名刺にブログを紹介しておくと、興味を持ってくれた人はそこからブログを見てくれます。
またFacebookやインスタグラムとブログを紐づけしておくと、SNSからブログを見てもらえます。
アメブロをつかってブログを書いている人なら、同じアメブロユーザに読んでもらうこともできます。

またブログは、新規のお客様のためだけにあるのではなく、一度来てくれたお客さまも読んでくれます。
この場合は、サロンでは伝えきれことをブログを通じて知ってもらうことで、再来店につながることが期待できます。
どのブログを使えばいいのか?
ブログの種類としては、無料ブログや有料で使えるブログサービス、さらにはワードプレスというブログ作成ツールがあります。

どれを使えばいいかは、その人のスキルやペルソナによっても変わってきます。



フェイスブック
フェイスブックは、日本では2800万人が使っているといわれるSNSサービス。
ユーザーの割合は若者より中高年の割合が多いのが特徴です。
フェイスブックには、実名が基本の個人アカウントと、ビジネス用のFacebookページの2つがあり、個人アカウントは基本ビジネス使用は禁止されており、ビジネスで使うにはFacebookページが基本です。
個人アカウントとFacebookページでは、仕様が異なっています。
拡散という点では個人アカウントをうまく活用するといいと思いますが、個人アカウントで一生懸命営業をしても嫌がられるだけなので、工夫しながら共感される投稿をする必要があります。

個人アカウントをつかって、集客につなげるには、個人をブランディングして上手に発信しないと、なかなか集客に結び付けるのは難しいです。
ただ、個人アカウントとFacebookページを紐づけながら発信することで共感をつくり、サロンの集客につなげることもできます。
Facebookページは、細かくユーザー層を指定した上で1日500円から広告を出せるので、うまく活用するとサロンのペルソナに届く集客手段としても使えます。
インスタグラム
インスタグラムのユーザーは比較的若者層が多いですが、ここ最近はインスタで情報を探す人も増えたので、サロンのペルソナに合うなら使えるツールです。
とくに写真映えするジャンルは有効です。
ただサロンは商品ではなく、形のないサービスを提供しているので、使うなら少し工夫が必要でしょう。
また、単に投稿するだけでは集客できないので、プロフィールに特徴を持たせ、計画的にブランディンしながら使うことが必要です。
プロフィールをしっかり書くのは基本です。
ホームページ
ホームページには、2つの目的があります。
1つ目は、グーグルの検索キーワード(例えば、地域 業種 )から検索されて、直接ホームページから予約につなげる目的。
2つ目は、SNSやブログ、チラシからホームページに誘導し、そこからお申し込みや予約を頂く目的。
どちらも、ホームページが予約の入口の役割をするのは同じです。
1つ目の場合で集客するためには、グーグルの検索キーワードで検索されたとき、検索で上位表示されないと集客できません。
たくさんあるホームページの中から、検索キーワード(例えば、地域 業種)で上位表示されるためには、価値ある投稿が不可欠です。
難易度は高いです。
一方、2つ目の場合は、正しく発信することで誰でも可能です。
Facebookやインスタの投稿、ブログ、チラシなどから、ホームページへ誘導し、見てもらうことができれば、そこから予約につなげることができます。
ただし、予約につなげるためには、ホームページの内容が非常に重要になります。
コンセプトが明確でターゲットに共感され、申し込みや予約がしやすく、全体としてイメージがよくて分かりやすいホームページでないと、予約まで至りません。
また、何のサロンで、どんな人がやっているかも一目でわかるようにしておきましょう。
ホームページは業者に頼むと何十万とかかってしまいますが、無料でつかえるものや月1000円前後で使える便利な有料サービスもあります。

またワードプレスというブログサービスもおすすめです。(サーバー代金とドメイン料金のみで使える。)
いずれにしても、ホームページは会社でいうパンフレットのようなものなので、分かりやすく、ここから迷うことなく予約できるようにしておきましょう。
ホームページにネット予約システムを挿入しておくと、365日いつでも予約窓口の役割を果たしてくれるので、どんなサロンでも必須です。
無料、有料の予約システムがあるので、ぜひ検討しましょう。
チラシ
チラシは捨てられるから効果がない・・・というイメージを持つ人が多いですが、サロンの集客においては、まだまだ十分に活用できる有効な集客方法です。
チラシには即効性があるので、配ってすぐ予約が入るのもチラシのいいところ。
これから開業予定のサロンには特に効果のある集客手段と言えます。
チラシは一般的には1000枚まいて反応が1名の反応率だと言われますが、あくまでもそれは一般的な話。
集客できるかどうかは、チラシの内容によって全く変わってきます。
反応をみながら内容を変えていくことで、反応率のいいチラシになります。
またチラシの配り方、配る曜日でも反応は変わります。
チラシも業者にデザインを頼むと何万円もかかってしまいますが、デザインがいいだけのチラシには、集客効果はありません。
見極めは難しいかもしれませんが、反応がないからとあきらめてしまうのはもったいので、反応を見ながらチラシの内容の見直し、それを繰り返しましょう。
また、チラシは手書きだって全然問題ありません。
その方が反応がいい場合もあります。
今はプロみたいに作れるデザインツールもあるので、自分でやってみるのでもいいと思います。

自分で作り、あとはネットプリントで頼めば、毎月安い経費で集客手段ができます。サロンはチラシを活用すべきです。


Twitterも無料で使えるSNSツールです。
よく芸能人のツイートが拡散されているので分かるように非常に拡散力の高いツールです。
ペルソナがいる前提で使うなら、ツイッターで共感されフォロワーを集めることが必要です。
ただ、サロンの場合、集客効果はいいとは言えません。
あくまでも使い方次第です。
Twitterも、個人のブランディングとスキルが必要になってきます。
単純にサロンのことをつぶやいただけでは、効果は期待できません。
名刺
ブログやSNSのように、ウェブを使う集客ツールしか集客手段がないと思ってる人がいますが、ウェブではないアナログツールも使い方次第です。
例えば、名刺も使い方次第で、立派な集客ツールになりえます。
人と会う機会が多い人ならぜひ活用すべきです。
ただ普通のよくある名刺ではあまり集客効果はないので、
名刺にもこだわって、サロンのコンセプトや例えばサロンのミッションや社会に貢献したいメッセージなどが書いてあれば、合うお客様を紹介してくれるツールとしても活用できます。
リーフレット
リーフレットがあると、いろいろ活用できて便利です。
近隣のお店においてもらうこともできますし、興味がある人がいればそれを渡すこともできます。
集客の入り口はたくさん作っておくべきです。
フリーペーパー・タウン誌
フリーペーパーやタウン誌はどの地域でもあります。
掲載費や種類も様々ですが、フリーペーパーやタウン誌の読者に合うペルソナのサロンなら比較的安く集客効果が出る場合もあります。
サロンのジャンルや地域によっても変わるので、検討してみましょう。
ご紹介カード
ご紹介カードというのも、集客ツールの1つです。
お客様がサロンに来られるとリピートされる人もあらわれます。
そんな人の中には、サロンのファンになり、お友達や知り合いを紹介してくれる人もいます。
そんなとき、例えばご紹介カードのようなツールがあるだけで、顧客様により紹介してもらいやすくなります。
顧客様から紹介いただいたお客様は、サロンにとってもいいお客様になる場合が多いし、お金もかからないので、ぜひツールを活用しましょう。
お手紙・サンキューレター
最近はメールやラインが主流です。
だからこそ、逆に手紙は相手に響く場合も多々あります。
手紙の習慣は少なくなりましたが、その分その人の想いが伝わるツールでもあります。
たとえば、なにかで知り合いになった人やお世話になった人にお手紙を書いてみると、非常に喜ばれ、より関係性が深まります。
また、はじめてサロンに来られた新規のお客様には、3日以内程度でサンキューレターを出すのも感謝の気持ちが伝わって効果的です。
手紙もサンキューレターで営業するんではなく、感謝を伝えましょう。

サロンに合った「集客スタイル」の例
具体的なサロンの集客方法をいくつかあげましたが、そのすべて使うことは実際には不可能です。
サロンのペルソナに届きやすい集客ツールを基本にしながら、自分が使いやすいツールを組み合わせることで、自分の集客スタイルを作りましょう。
以下に集客スタイルの一例を書いておきました。
①アメブロを使う場合
「HP」+「アメブロ+SNS」+「チラシ」
アメブロを基本にしてブログを書きつつ、FacebookなどのSNSと連動させることで、アメブロユーザーとSNSユーザーにむけて発信する集客スタイル。
これにサロン周辺のお客様に届けるためのチラシを組み合わせます。
サロンのペルソナとなる人がアメブロユーザーにたくさん存在する場合は、この方法がつかえます。
ただ申込や予約するために、別途ホームページがあった方がいいでしょう。
②ワードプレスのブログを使う場合
「ワードプレスのホームページ(ブログ機能あり)」+「SNS」+「チラシ」
ワードプレスで作られたブログをコツコツ書いていくことでHPの検索順位をあげながら、HPに誘導することで予約に結び付けていく集客スタイルです。
サロン周辺のお客様に届けるためのチラシを組み合わせます。
ワードプレスとは、ブログを作成するサービス。
ワードプレスを使うこと自体は無料ですが、使うためには、サーバー代とドメイン代がかかります。(月1000円程度です。)
ワードプレスを使えば自分でサイトをつくることも可能ですが、少しハードルが高いので、業者さんに依頼することもできます。
このスタイルはブログを見てくれた人が、予約ページに行きやすいので予約までの導線がお客様にわかりやすいので一番おすすめの方法です。

③有料ホームページを基本にする場合
「有料ホームページサービス(例えばグーペ、Jimdo(ジンドゥー))」+「SNS」+「チラシ」
ワードプレスの作成と運用は少しハードルが高い・・・という人は、比較的簡単に運用できる有料のホームページサービスを利用することもできます。
例えば、グーペやJimdo(ジンドゥー)等のサービスだと、月1000円前後で、デザインもキレイで予約機能やお問い合わせ機能などもついたホームページを簡単につくるこができます。
このホームページとSNSを連携させることで集客効果を上げていきます。
ココでも周辺エリアのためにはチラシを活用します。
④ホットペッパービューティーを基本にする場合
「ホットペッパービューティー」+「ブログ」+「SNS」
ホットペッパービュティ―を中心にした集客スタイルもあります。
ホットペッパービュティ―は、クーポンサイト・予約サイト・プラットフォームなどと言われます。
ホットペッパービュティ―以外にも、いくつかあります。
ホットペッパービュティ―を使うと、確かに集客の可能性も高くなります。
ただその分、掲載費も高いのが特徴です。
ホットペッパービューティ―にはメリット・デメリットがあるので、そこをよく判断しながら、もし活用するなら徹底的に使いこなし、ココからのお客様をリピーターにすることを目指すのがこのスタイルです。
集客に余裕が出てくれば、自前集客の準備をしておくことも大切です。
⑤SNSで自己ブランディングする場合
「ホームページ」+「SNS(フェイスブック・インスタなど)」+「チラシ」
インスタやFacebookなど、SNSをうまく活用することができれば、集客することも可能です。
ただこれをするためには、自己ブランディングが不可欠です。
戦略的に自分をブランディングし、それをSNS上で展開し集客に結び付けていきます。
言うのは簡単ですが、誰でもできる方法ではありません。
キャラクターがあってそれをうまく生かせる人向けのやり方です。
サロンの集客がうまくいかない時の対処法
集客は、試行錯誤の繰り返しです。
とくに開業したばかりの頃は、成果が出てくるまで、思ったような結果が出ず、八方塞がりになったような気持ちになる時もあります。
そんな集客がうまくいかない時を乗り越えるために、いくつか対処法を挙げておきます。
①「周りのサロン」のことは気にしない。
集客をしていて、うまくいかないときは、周りのサロン、同業のサロンのことが気になります。
SNSのタイムラインで目に入ってくる時もあるでしょうし、自分から他のサロンの状況を見に行くなんてこともあるかもしれません。
でも、周りのサロンを気にしたところで、何かが改善されるわけではありません。
ほとんどの場合、自己嫌悪に陥るだけなので、時間の無駄です。
周りのサロンのことは気にしないでおきましょう。

②迷ったときは「顧客視点」で判断する。
集客がうまくいかない時は、何が正しくて、何が問題なのか・・訳が分からなくなってきます。
そんなときは、いろんな情報(正しいものから間違ってるものまで)を知ろうとしてしまうので、余計混乱しがちです。
そんな迷ったときは、「顧客視点」を判断基準にするようにしましょう。
周りのサロンがやってるから、知り合いに言われたから、サロン側の都合・・・そんなのは判断基準にするべきではありません。
集客がうまくいかない時の判断基準は、「顧客がどう考えるか?」「顧客はどう思うか?」
・・すべてここにあります。
それは自分の顧客のためになるのかどうか?
常に「顧客視点」を判断基準に置きましょう。
③「正しい集客」の方法に立ち返る。
集客が思うようにいかない時は、今の集客方法が間違った方向に行ってる場合があります。
集客がうまくいかない原因はいろいろです。
・方法は間違ってないけれど、修正が必要
・方法は間違っていないけれど、結果が出るまでに時間がかかる。
・方法自体の見直しが必要
・そもそもの方法が間違っている。
はじめから間違った集客方法をしていると、当然結果は出ませんが、正し集客方法をしているつもりでも、間違った方へ進むときもありますし、修正が必要な時もあります。
そんなときは、原点に返りましょう。
原点とは、正しい集客の方法です。
困ったときはここに戻ることで、正しく軌道修正がはかれます。
④「集客の全体図」を見渡す。
集客がうまくいかないのは、どこかに原因があります。
そして、うまくいかないときは、森を見ないで、枝葉ばかり見ていることが多いです。
お客様を集める集客には、全体の流れがあります。
枝葉ばかり見ていると、その流れをうまく流すことができません。
集客は、全体の流れの中で考えないといけないので、集客の全体図を見渡してみましょう。
集客の全体図は、以下の記事を参考にしてみてください。

⑤「リピート顧客優先の姿勢」を貫く。
先ほど判断に迷ったときは、「顧客視点」を基準にしましょう‥と書きました。
集客がうまくいかない時は、とにかくブレやすいので、そんなときは「顧客視点」で考えましょう・・・ということです。
そしてもう1つ大事なことは、
「リピート顧客を優先する姿勢」を常に貫くことです。
サロンとはリピート業です。
リピート顧客をコツコツ増やしていくことが、成功する近道です。
集客がうまくいかない時は、新規のお客様を集客できないことが多いはずです。
でもそれは、裏を返せば、リピート客が増えていないことを意味します。
もしそうなら、まずリピート顧客が増える仕組みを立ち止まって考えてみましょう。
リピート顧客を優先する姿勢が、行き詰った集客の状況を改善してくれるはずです。
⑥サロンの課題と問題点を正確に知っておく。
サロンの集客がうまくいかない時は、何をしていいか全くわからない‥という人がでてきます。
サロンの集客を考える上で、自分のサロンの問題点や課題は、常に把握していることが望ましいです。
今やってる集客で何が問題なのか?
これが分からなければ、改善したくてもできないのは当然です。
ただこれは、正しい集客を理解しておかないと、自分ではなかなか問題点を見つけることができません。
なので、集客に行き詰っていて、自分でそれが分からない場合は、専門家に相談するのも1つの方法です。
サロンは生き物。
たとえ正しい方法をしているつもいでも、ぶれていきます。
客観的にサロンを俯瞰する習慣をつけ、問題点と課題を把握しましょう。


⑦修正と見直しは常に繰り返す。
ここまで集客がうまくいかない時の対処法をいくつか挙げてきましたが、集客は、常に修正と見直しの繰り返しです。
はじめに計画した集客の方法を実践していく中で、お客様の反応をみながら、検証し、手直しが必要なら修正し、またそれを実践する。
これを繰り返すことで、集客の精度が少しづつ高まってき、自分のサロンにあった集客方法が確立していきます。
うまくいってるサロンでも、はじめの計画だけでうまくいくケースはまれ。
集客にうまくいかないという人は、検証や見直しをしていますか?
正しい集客の方法をもとにしながら、計画→実行→検証→見直し、これを丁寧に繰り返すことで、安定した集客をつくりましょう。
⑧あなたのミッションを思い出す。
集客がうまくいかないと、サロンを続けていくモチベーションが低下してきます。
サロンにお客様が来ないと、サロンをやる気まで奪われかねません。
ただし、集客には一定の時間も必要です。
その時間は人によっても、やり方によっても、準備のかけ方によっても違いますが、一定の時間はかかるものです。
なので焦らないことも大切です。
そして、集客に行き詰った時は、ぜひ、サロンを開業するに至った想いを思い出しましょう。
もっと自由に働きたたい!
もっとお金を稼いで豊かになりたい!
誰かの役に立つ仕事をしたい!
自分の知識や技術を生かしたい!
サロンを開業するにあたっては、誰もが思い描く夢があるはずです。
その想いは、今の状態を乗り越える支えになるので、集客に行き詰ったときはぜひそれを思い出してみてください。
⑨けっして一人では悩まない。
サロンってある意味孤独です。
ひとりでサロンをしてるならなおさらです。
個人事業主だし、経営者だし、施術者だし・・・
やることもいろいろある中で、それを一人で行わないといけないので、楽しくもあり、やりがいもあり・・でも辛い時もやっぱりあります。
とくにサロンにお客様が集まらないという状態は、いちばん悩んでしまいます。
なので、できるだけ一人だけで悩まないようにすべきです。
一人で悩んでいると、挫折してしまうので、
もし相談できる人がいれば、相談し、気分転換が必要な時は、友人知人の手を借り、専門分野のことは、専門家にお願いしましょう。
まとめ
以上「初心者のための「正しいサロン集客」の方法(2023年最新版)」でした。
サロンを開業される方はみなさん、知識や技術についてはすばらしいものをお持ちです。
ただ、ほとんどの人は、人を集める知識や方法が不足しています。
サロンを開業して、安定した売上のもと、お客様も自分も満足しながら継続させるためには、人を集める方法がどうしても必要です。
計画のない集客、間違った集客、誰かをまねた集客・・・こういう正しくない集客をしていると、集客はうまくいきません。
じゃ、正しい集客を学ぼう‥というワケなんですが、これがなかなか難しい理由もあります。
なぜなら、世の中にはあまりにたくさんの情報であふれているからです。
ということで長々と書きましたが、
スバラシイ知識やスキルがあるセラピストや施術者の方で、これからサロンを始めたいと思っている方、
また開業、起業したけれど、お客様が思うように集まらず、集客に苦戦している方に、
正しい集客の方法を知ってもらいたい・・
という思いで、この記事をまとめました。
この記事がサロンをする人のお役に立てれば幸いです!





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