こんにちは。岡田です。
サロンメニューの料金を決めるのはとても大事なことです。
それはサロンの集客から経営まですべてに関係してくるからです。
ただこれがなかなか難しくてみ、なさん頭を悩ませます。
結論から言うとメニューを安くしすぎると、サロンの集客と経営がは苦しくなります。
ここは必ず押さえておく必要があります。
安くしてしまうのは、周りのサロンと比べてしまったり、高くするとお客様が来ない気がしたり、自己評価が低かったりし・・いろんな理由があります。
どうしてもサロンの料金を安く設定してしまう人のために、
サロンメニューの料金を決める時に注意するポイントを9つにまとめました。
料金設定をするときの参考にしてください。
値下げは簡単、値上げは困難
サロンの料金設定が難しい理由の1つに、コロコロ料金を変えにくいところがあります。
ちょっと安すぎたから上げてみよう・・とはなかなかできません。
ただ値下げは簡単なんです。
安くなるのにイヤな人はあまりいませんから。(でもそれでは離れていく人も実はいます。)
問題は料金を上げたいとき。
もちろんきちんとした理由があれば上げることはできます。
でも、サービス内容も同じなのに、そのまま上げるのはお客様に説明しにくいです。料金を上げる説得力のある説明が求められます。
それくらいサロンの料金は、一度決めてしまうと変更しにくいことは覚えておきましょう。だから慎重に、よく考えて料金を決める必要があります。
周辺サロンの値段を意識しすぎない。
サロンの料金を決めるとき、周辺サロンの料金は気になるので調べてみると思います。
でも不思議なもので、調べれば調べるほど比べてしまって、同じような料金にしないといけない気になってしまいます。
または、そこよりも少し安い料金にしてしまいます。他と比べてしまうと、どうしてもそうなりがちです。
でも、あまり周りのサロンの料金は気にしない方がいいです。こちらが同じような料金にしてしまうと、お客様も同じようにあなたのサロンを見てしまいます。
あなたのサロンは、そことは違うはず。
周りは気にせず自信をもって決めた方がイイです。
他のサロンとの違いをつくる
サロンの料金を考えるとき、それがどこにでもあるメニューなら、料金は高くしずらくなるのは当然です。
お客様の立場で考えてみても、サービスが同じなら便利な方へ、より安いサロンに行くでしょう。
あなたのサロンがそれと同じになってるなら、料金設定は難しいものになります。
なので、他のサロンとの違いをいかにして出すか?
これが料金を決める時にカギになってきます。
他のサロンとの違いは、いろいろ出せるんですが、分かりやすく違いを出せるのは、商品やサービスです。
提供するサービスが、、ココに来ないと受けられないなら、料金は他と比べる必要がなくなり、極端な話、自由に料金を決めることができます。
ここまで圧倒的な違いや独自性はなくても、色んところで他との違い、独自性は出せるハズです。
提供するサービスの商品力は、料金を決めるときに大きく関係してくるので、しっかりした商品をつくることがとても大切です。
悩みのある人は、よろんでお金を払う。
サロンの料金を決めるとき、こんな値段で来てくれる人がいるのかどうか不安になることがあると思います。
でも世の中には悩みを持つ人が必ずいます。
そしてそんな悩みを持つ人は多少料金が高くても、悩みが解消するんであれば喜んで受けたい人が一定数存在いらっしゃいます。
なので、料金を安くせず、できるだけ高く設定するポイントは、悩みのある人をサロンのターゲットにすることです。
それも、軽い悩みではなく、深く悩んでいて、その悩みを解決させるためのサービスを実際に探しているような人です。
この人は、本当に悩んでいます。
なので、この人の悩みが解決するような商品やサービス、メニューを作ることができれば、その人は、そのメニューを価値あるものだと思うので、
その人にとっては、その料金は高いものではなく、価値あるものなので、高い料金設定でも、その人はサロンに集まります。
他にないサービスや、悩みを解消できるサービスなら、価格設定はこちらで決められるようになります。
あなたのサロンで解消できる悩みは何なのか、それを考えてサービスを作りましょう。
ターゲットは友達ではありません。
よく料金を決めるとき、自分の身近なお友達に「この料金だったら来る?」って聞いて意見を求める事があると思います。
それ自体は別にいいんですが、間違えないようにしないと安い料金にしてしまう原因になります。
どうしてかというと、サロンで提供するサービスは、そもそもそのお友達には役立つものではないからです。
サロンのサービスは、たとえば、肩こりを解消するメソットであって、その悩みがない人にとっては、高い料金に思えるモノです。
だから意見を求めるなら、サロンのサービスで解消できる悩みを持つ人に聞いてみましょう。
これなら自分の思い込みもなくせて、料金設定の参考になるハズです。
自分が払うならという気持ちをすてる。
料金を決めるとき、もし私だったらこの料金にするかなと考えて決める人がいます。
これも間違いやすい原因の1つです。
サロンのサービスを受けたい人が、すべてあなたのような考え方の人ならいいんですが、そうでないことが多いです。
料金に対する考え方は、人によって違います。
自分が支払うなら・・という気持ちで料金を決めてしまうと、自分はこの料金はではいかないなあ・・ってなってしまうケースがあります。
でも実際のところ、悩みがある人にとっては、その料金は安いかもしれません。
あなたのサービスを受けたい人は、あなたではなく、あなたのサービスで悩みを解消したい人です。
なので、その人のことを具体的にイメージするなり、実際に聞いてみるなりする方が自分の思い込みを捨てられて、正しい価格設定がしやすくなります。
高い料金をつける自信がない。
すばらしいスキルがあり、他にはないアプローチで悩みを解消できるサービスなのに、高い値段をつける自信が自分にはない・・というケースもあります。
はたから見たらもっと自信をもって料金を上げたらいいのにと思う場合でも、どこか遠慮して安い料金にしてしまいます。
このあたりはマインドの問題になりますが、結構多いです。
お客様は別に料金を安くしてほしいわけではありません、自分の悩みを解消してほしいだけです。
少し高い料金にするれば、値段だけで来る人は減るでしょうが、よりしっかり悩みを解消したい人にはよろこんで来てもらえます。
安い料金でやってると、自分もシンドくなりサロン経営も苦しくなります。そうなると結局あなたのすばらしいサービスを提供する場がなくなってしまいます。
お客客様もあなたも満足してサロン経営するには、安すぎる料金設定で良いことはほとんどありません、
思い切って自信をって料金を決めましょう。
売上の法則から料金設定を考える。
売上は「売上=客数×客単価」というシンプルな計算式で成り立っています。
たとえば毎月50万の売上を目標にしたいと思ったら、単純計算すると以下のようなお客様の数が毎月必要になります。(※週1回の休みと仮定する)
- 客単価5,000円なら客数100人(1日4人)
- 客単価8,000円なら63人(1日2.6人)
- 客単価10,000円なら50人(1日2人)
- 客単価15,000円なら33人(1日1.3人)
サロン経営で月50万くらいの売上は誰でも十分可能だとは思いますが、客単価を5,000円にしてしまうと、毎月100人のお客様に来て頂く必要があります。
こんなふうにお客様の客単価が安くすると、来てもらうお客様の数も増やしていかないといけないので、その分集客は大変になります。
でもそれが客単価15,000円になると、1日1.3人の人に来てもらえると目標に到達します。
どちらを選びかは、あなたの考え方次第ですが、
お客様も幸せにしながら、貴方も幸せになるためには、
メニューの料金を上げて、客単価を上げる方向にしないと、サロンは継続していきません。
思い切って高額メニューを1つ作る。
そうはいっても、なかなか料金を高くできない人も多いかと思います。
そんなときは、誰も受けないからと割り切って、思い切り高額のメニューを1つ作ってしまうのも1つの方法です。
サロンのメニューは松竹梅のような形で料金を決めるといいと言われます。それは真ん中の「竹」のコースを人は選びやすいからです。
だから、いっそのこと「松」のメニューだけより高くしてみる訳です。
自分ではそんな料金では受けないだろうと思っていても、それを受ける人は必ずいます。
自分のブロックを外す意味も含め、こんな方法してみるのもおすすめです。
まとめ
以上「サロンの集客を左右する料金設定で注意する9つのポイント」でした。
サロンを開業しようと思う人は、誰かをよくしたいという想いが強い人が多く、それが逆に料金設定のときのブロックになって料金を安くしがちです。
でもサロンの料金を安くしすぎるのは何もいいことがありません。安いお店は、チェーン店でいくらでもあります。
あなたのサロンをそこに合わせる必要はありません。
魅力のある商品、悩みを解消できる商品、ココでしか受けられないサービスを提供すれば、安い料金にしなくてもそれを受けたい人は集まってきてきます。
サービスを受けるお客様も満足だし、サロン経営していている自分も楽しいし‥そんなサロンにぜひしましょう。
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