こんにちは。岡田です。
個人サロンサロンは、大手サロンと同じ土俵で競い合っても勝ち目はありません。
独自のポジションでいることがとても大切です。
それなのに大きなサロンでやっているような集客方法と同じやり方を、小さなサロンでもやってしまいがち。
それでは当然うまくいきません。
個人サロンサロンと規模の大きいサロンでは、集客に使えるお金、サロンのロケーション、スタッフの数、サロンの内装など・・まったく違います。
全く違うのに、個人サロンサロンが大手サロンと同じ土俵で、同じような集客のやり方をするのは全くナンセンス。
個人サロンサロンは大手サロンとは違うポジションで違う集客をやるべきです。
「個人サロンサロンが集客するためにとるべき10のポジショニング戦略」をまとめました。
独自のポジショニング
大手サロンと同じポジションにいる限り、個人サロンに勝ち目はありません。
個人サロンサロンが大手サロンと競合しないためには、あなたのサロンのポジションを大手サロンとは違う場所に置く必要があります。
例えば、カレー屋さんで考えてみます。
カレー屋さんを今から個人が開きたいと思っても、全国チェーン店のココイチには勝てません。
でも、独特のスパイスにこだわったスパイスカレーのお店なら、ココイチと競合せずに、独自のポジションでお店を繁盛させることもできるかもしれません。
またこんなお店があるかどうか知りませんが、
ゴルフクラブを扱う大手のお店は当然たくさんありますが、左利きの人専用のゴルフクラブを扱うお店があっても良いかもしれません。
だからそこと同じようなお店をしても大手と同じポジションで競合することになります。おそらく勝負にならないでしょう
でも、左利きの人のためのゴルフクラブを扱うお店なら、大手のお店と競うことなく、独自のポジションをとれる可能性があります。(ビジネスとして成功するかはまた別ですが、笑)
今の例はサロンとは違いますが、施術サービスを提供するサロンでも同じことです。
大手サロンは、規模の力で安い価格を提供できます。
扱うメニューも多くできます。
また交通の便がいい場所に入店し、リゾートホテルのような内装のサロンもできます。
でも個人サロンにこれは不可能です。
だから個人サロンは、大手サロンと同じポジションを目指してはいけません。
そもそも大手サロンと競い合わない個人サロンの強みが生きる独自のポジションを見つけることが大切です。
大手サロンとの真逆化
個人サロンが大手サロンと競合しないためには、大手と競合しないポジショニングが大事だといいました。
それには大手サロンがやってることと真逆のことをするくらいの気持ちが必要です。個人サロンは大手サロンとは違う方向を目指しましょう。
集客にしても、大手サロンと個人サロンでは全く違います。
大手サロンは、新規のお客様の集客に大きなお金をかけます。それはスタッフも多く、経営のためのは多くの売上が必要だからです。
ホットペッパービューティーや有料ポータブルサイト、雑誌やウェブへの広告掲載、ホームページの検索UP対策、集客イベント。
個人サロンはこれと同じことはできません。
また大手サロンは、お客様が通いやすいように、駅の近くだったり、商業ビルの中にサロンを出店することが多いです。
お客様の立場からすると便利で通いやすいですが、家賃は高額になり、これも個人サロンでは同じようにできません。
それに大手サロンには、たくさんのスタッフがいますが、個人サロンでは基本ワンパワーです。すべてのことを一人でこなす必要があります。
いくつか見るだけでもわかる通り、個人サロンと大手サロンでは、できることが違います。
それなのに大手サロンのまねをしてしまうと、結局二番煎じにしかなりません。
だからこそ個人サロンは、大手サロンとは逆の方向を目指すべきなんです。
・すこし不便な場所にあるけれど、そこに行くべき確かな理由があるサロン。
・大きな販促費がかかる広告やホットペッパーには掲載してないけれど、個人メディアとして発信力があるログやSNSをもつサロン。
・たくさんのお客様は施術できないけれど、一人一人の悩みにしっかり向き合えるサロン。
・内装にお金はかけられないけれど、センスや居心地の良さを感じられるサロン。
こんなふうに大手サロンでは、大きいがゆえにできないことを個人の強みを生かしたサロンにすることで、個人サロンは大手サロンとは競合せずに独自のポジションでお客様から支持されるサロンにできます。
コンセプトはとがらせる
個人サロンが大手サロンと戦わずに独自のポジションで集客するためには独自のコンセプトが必要です。
大手サロンは、たくさん経費を使いたくさんのスタッフをやとっているので、たくさんのお客さまにサロンに来てもらう必要があります。
でも個人サロンは大手サロンのようにたくさんのお客さまは必要ありません。目指す売上に対して必要な数のお客様がいてくれればいいわけです。
そのかわり、その層のお客様にはしっかり響くコンセプトが必要です。その人だけには圧倒的に響くコンセプトにするためには、コンセプトをとがらせましょう。
そうすることで、その層のお客様に対しては圧倒的なポジションをもつことになり、大手のサロンと比べられることなく、あなたのサロンにお客様が集まることになります。
ターゲットをしぼりこむ
小さなサロンをする場合は、あなたのサロンのターゲットをより絞りこむことも必要です。
大手のサロンは、規模が大きくスタッフも多く、沢山の人に来てもらえるようにターゲットも広めに設定されています。
それに対して個人サロンがとるべき戦略は、よりターゲットを絞り、ターゲットを狭く深くすることです。
お客様がサロンに行く目的は、自分の悩みが解消するかどうかです。
そこには、大手サロンだとか小さなサロンだとかはあまり問題ではありません。(もちろん信用度は、大手サロンの方があるかもしれませんが・・)
だから個人サロンは、ターゲットをより絞り、どんな人でも受け入れるんではなく、ある悩みを持つ層のお客様にターゲットを絞り、そのお客様には圧倒的に受け入れられるサロンにするわけです。
具体的には、肩こりや冷えやダイエットやむくみなど・・
どんな悩みでも解消できるサロンではなく、むくみに特化したり、冷えに特化したりして悩みを持つ人の層を絞ります。
ターゲットを絞ることで、その悩みを持つ人にはより深く届くことになり独自のポジションのサロンが出来上がります。
プロフィールにこだわる
個人サロンは大手サロンより、個人でやってる分、誰がサロンをやっているかを伝えやすい強みがあります。
たくさんのスタッフがいる大手サロンでは、こうはいきません。
まさに個人サロンの強みがここにあります。
大手サロンが取り組みにくいことを、個人サロンは手間を掛けるべき。
個人サロンは、プロフィールのこだわって、ここで大手サロンとの違いをだしましょう。
そのために、プロフィールをより詳細にそしてより相手に響くかたちに編集します。
個人サロンのプロフィールとは、あなた自身のプロフィールのことです。
絞られたターゲットに向けて、とがらせたコンセプトが届き、そこにサロンをしているあなたのプロフィールがあることで、届けたい層から圧倒的に求められ、大手サロンと競うことなく独自のポジションをつくれます。
それは安定した集客につながります。
リピート顧客を重視する
個人サロンは、リピート顧客をより重視したサロンにすることで、大手サロンと競わない独自のポジショニングがつくれます。
お客様には新規客とリピート顧客の2つのお客様がいます。
はじめは新規のお客様しかいませんが、そのお客様がリピートされることでサロンにリピート客が増えていきます。
サロンにリピート顧客ができなければ、永遠に新規のお客様を集める手間とお金をかける必要があるので、いつまでも集客に苦しむことになります。
もちろん大手サロンでもリピート顧客を重視はしますが、スタッフも多く、たくさんの数をこなす必要もあり、一貫した顧客対策はしにくい面があります。
その点個人サロンは、自分一人なので、リピート顧客にきめ細かいフォローを一貫して行うことができます。これが個人サロンの強みです。
個人サロンは、リピート顧客中心のサロンづくりを徹底することで、大手サロンとは違う独自のポジションをもつサロンをめざしましょう。
なので例えばホットペッパービューティーのクーポンを利用して色んなサロンに通いたい人や、今ある肩こりを今すぐ解消したいなど、リピートする目的がはじめからないお客様は、大手サロンに任せればいいんです。
個人サロンは、しっかり通いたい人をしっかりフォローできるサロンにすることで、大手サロンとは競わないポジションを取りましょう。
お金をかけない集客の仕組みをつくる
個人サロンが大手と競わずに独自のポジショニングをするためには、大手サロンと同じ集客方法ではいけないと言いましたが、それにはお金をかけない集客の仕組みづくりが大切になります。
個人サロンでも大手サロンでも、集客するにはお金がかかります。とくに新規のお客様を集客するのは、より手間とお金がかかります。
ただ個人サロンの場合は、よりお金をかけない集客の仕組みが必要になります。
確かにホットペッパービューティーに掲載すれば新規の集客できるかもしれませんが、その代わりかかる経費も大きくなります。
個人サロンはそういう方法ではなく、無料で使えるモノは上手に活用し、業者に頼まず自分でできるものは自分でつくり、自動化できるモノは自動化する。
そうすることでお金をかけない集客の仕組みを工夫しましょう。
これができるとリピート顧客に集中でき、しっかり向き合ってフォーローできる態勢をつくれるので、個人サロンの強みを生かすことができます。
今は無料で使え、自動化してくれるツールや、専門家に頼まなくてもプロのように作れるツールが増えました。
お金をかけない集客の仕組みは、大手サロンと競わないポジショニングを取るうえで、とても重要です。
自前集客の仕組みをもつ
個人サロンは、大手サロンと競わないポジショニングをするためにも、自前集客の仕組みを持ちましょう。
自前集客とは、例えば、ホットペッパービューティーなどの広告媒体に集客を依存してしまうのではなく、自らのサロンで直接お客様とつながる仕組みをもっておくことでそこから予約が入る仕組みのことです。
具体的にいうと、ブログやホームページ、SNSやチラシなどのこと。
確かにホットペッパービューティーは強力な集客装置です。でもその分掲載料が高額で、それは個人サロンの経営を苦しめます。
またホットペッパービューティーだけに集客装置を頼るということは、もし掲載料がUPしたときや、そこに支障がでてときに、集客する手段を失うことを意味します。
自前集客の仕組みを持ち、それが機能しだすと、大手サロンと比べられることなく、独自の価値のサービスを独自の価格で提供しやすくなり、個人サロンの集客が安定します。
独自の集客方法としては、ブログ、フェイスブック、インスタ、ツイッターなどのウェブ集客ツールや、チラシやリーフレット、ニュースレター、名刺などのアナログ集客ツールがあり、どれも個人と相性がとてもいいツールです。
どちらも、しぼったターゲットに、尖らせたコンセプト、そして誰がやってるサービスなのかが分かるプロ―フィールを一貫してコツコツ続けることで集客効果が上がります。
個人サロンは、自前集客の仕組みをつくって、独自のポジションのサロンを目指しましょう。
低価格からの脱却
個人サロンが低価格のサービスを提供するということは、大手サロンと真正面からぶつかることを意味します。
個人サロンが一番取ってはいけないポジショニングです。
これをしてしまうと大手サロンの価格競争のうずに巻き込まれてしまいます。サロンに集客できず経営が続きません。
個人サロンをする人は、どうしても大手サロンと自分のサロンを比べてしまい安くしてしまいます。
ただ大手サロンは規模を生かすことで低価格にできます。
個人サロンがこのポジションの中に入り、同じ土俵にのっていては当然太刀打ちできません。
個人サロンはコンセプトをとがらせ、ターゲットをしぼり、プロフィールにこだわり、独自のポジションを取ることで、価格で比べられるポジションとは違う場所にいないといけません。
個人サロンだからって、価格を安くする必要はまったくありません。
必要な人に必要なサービスを届けるサロンとして自信をもって価格を決めましょう。
個人の発信力を磨く
大手サロンが苦手なこと、そして個人サロンをしている個人だからこその強みが発信です。
個人サロンは、個人の発信力を磨いて、大手とは違うポジションで集客しましょう。
お客様は、サロンを予約するとき、サービスの内容や、価格も大切にしますが、そのサービスをしているのは誰なのか、そこを決めるときに重要視します。
とくにサロンは、体を直接施術するサービスです。
どんな人がやってくれるのかは、他のビジネス以上に重要です。それには発信すること、伝えることが大事なってきます。
大手サロンや規模の大きいサロンでは、個人サロンのような発信はしにくい面があります。
でも個人はこの発信が得意分野です。個人サロンには武器になります。
とがらせたコンセプトがあり、サロンで解決できる悩みを持つ絞られたターゲットに向けて、顔がわかる個人が発信するからこそ、その相手と深くつながり集客に結びつきます。
個人の発信方法としては、ブログやFacebookやインスタなど、またチラシやリーフレット、ニュースレター等も個人の発信としては有効です。
個人の発信の仕方を磨くことで、大手と競わずに独自のポジションをつくることができます。
まとめ
以上「個人サロンが集客するためにとるべき10のポジショニング戦略」でした。
個人サロンは、大手サロンと比べると、使えるお金や規模の関係でかなわない部分がどうしてもあります。
ただそもそも個人サロンは、大手サロンと競い合ってもしかたがありません。
大手サロンとはサロン経営のイロハが違うので、同じポジションで競い合ってはいけないんです。
そのために必要なのが、ここまで書いてきた「個人サロンが集客するためにとるべき10のポジショニング戦略」です。
- 独自のポジショニング
- 大手サロンとの真逆化
- コンセプトをとがらせる
- ターゲットをしぼりこむ
- プロフィールにこだわる
- リピート顧客を重視する
- お金をかけない集客の仕組み
- 自前集客のしくみを持つ
- 低価格からの脱却
- 個人の発信力を磨く
これらを実践することで、個人サロンは大手サロンと競うことなく、集客に悩むことない独自のポジショニングをつくれ、安定した経営を続けることができるハズです。
ぜひ個人サロンの集客の参考にしてみてください。
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