こんにちは。岡田です。
リピート顧客の少ないサロンは、新規のお客様の集客にいつまでも悩まされ、その結果経営が安定しません。
一方、リピート顧客中心のサロンは、集客の不安がなく、お客様に集中でき、サロン経営も安定します。
新規のお客様の獲得にはお金と手間がかかるため、サロンの集客で困っているなら、今すぐリピート顧客中心のサロンに変えるべきです。
ただそれにはリピート顧客が増えるような仕組みをあらかじめ用意しておく必要があります。
リピート顧客づくりは、実は開業前から始まっています。
「そんなこと言ってもう開業してるのに・・」という人も、今からでも遅くないです。
「セラピストがサロンのリピート顧客を増やす方法と仕組みづくり」をまとめました。
リピートしたい人をサロンの顧客像にする。
リピート顧客を増やし、リピート顧客中心のサロンを目指すなら、はじめからリピートしたいと思っている人をサロンのターゲットにすべきです。
そもそも継続してサロンに通う意思のない人や、値段が安くないと行かない人、クーポンがあるから行く人、継続して通うような悩みがない人は、こちらがいくら継続するメリットやリピートする提案をしても、リピートお客にはなりにくいです。
そういう人をターゲットにしていると、当然ですがリピート顧客は増えません。
なので、リピート顧客中心のサロンを目指すなら、はじめからリピートしたいと思っている人をサロンのターゲットにしましょう。
世の中には、継続しないと解決しない悩みがあります。
例えばダイエットは、1回サロンにきて痩せることはありません。継続して取り組むことで改善する悩みです。
また体質改善もそうです。
1回来ただけでは体質は変わりません。
サロンにリピートしてもらい、さらにはセルフケアの方法をお伝えしたり、食事の方法や習慣などもアドバイスしながら、継続してその人の悩みを解消していく悩みです。
また、仕事柄、いつも健康を維持しておかないといけない人もいますし、仕事とは関係なく、常に美しく健康な状態をキープしておきたい人もいます。
そんな悩みを改善しようと思えば、1回2回で終わりではなく、リピートして続けてもらわないと解決しません。
リピート顧客中心のサロンを目指すなら、こんな方をサロンの顧客像にしましょう。
リピートしたい人に向けて発信をする。
リピートしたいと思っている人を顧客像に決めたら、発信もその人に向けて行いましょう。
たとえば、価格を必要以上に安くしてみたり、クーポンをたくさん用意してみたり、今空いてるのですぐ施術できますとお知らせしてみたり・・そんなことをしても1回行ってみようと思っている人に響くだけです。
しっかり継続して自分お悩みを改善したいと考えている人には響きません。
そうではなく、リピートしたいと思っている人に向けて、サロンはしっかりそのお手伝いができることを伝えましょう。
これをすると、全く継続する意思がない人は反応しなくなります。
でもそれでいいんです。
その代わり、継続したいと思っている人の心には響くので、リピート顧客は増えます。
リピートしやすい料金制度にする。
もともとリピートしたいと思っている人のために、続けやすい料金制度にすると、よりスムーズに継続してもらいやすくなります。
リピートしやすい料金制度とは、一律に料金を安くすることではありません。
例えば、その時に予約をすれば価格が安くなるというような仕組みであったり、何日以内に予約してもらうと割引があるような料金制度にしておくと、リピートしたいけれど迷っている人への後押しになります。
リピートしやすい料金制度は、リピートしたいと思っている人への強いメッセージになり、その結果リピート顧客が増えることにつながります。
リピート顧客につながるカウンセリングをする。
リピート顧客を増やすには、カウンセリングがとても大事です。
そもそもカウンセリングは、どうしてサロンに来られたのか、その根底にある悩みや、お客様がなりたい未来像をこちらが把握することで、お客様の問題解決をスムーズにするために行うものです。
お客様は、悩みを解消したいためにサロンを訪れ、サロンは、そのお客様の悩みを解消するために存在しています。
なのでお客様の悩みを解消するためには、まずはお客様の悩みや体の状態を正確に知らないことには、問題を解決できません。
ただお客様ははじめからすべてをオープンに話をされるわけではありません。
でもそんなお客様にできるだけオープンに話して頂けるように、聞くことを重視し、悩みの本質を見つけましょう。
カウンセリングである程度の信頼が得られれば、そもそも継続する意思のある人なので、次回の予約もスムーズにいきやすいです。
リピートするメリットをしっかり伝える。
サロンにリピートするメリットはしっかり伝えることは、リピート顧客を増やすことにつながります。
これまでの方法から、来られるお客様は、リピートしたいと思っている人が集まってきています。
その人にリピートするメリットをしっかり伝えるのは自然なことで、これをしっかりすることで、リピート顧客は増えます。
ただ、リピートの提案をすることを押し付けだと感じてしまい、積極的に提案することをためらってしまうという人もいます。
でもお客様は体の悩みがあり、それを改善したくて来ているわけです。
プロとしてその悩みを解決しようと思えば、リピートしてもらい、その悩みを解決してもらう提案をするのは当然のこと。
リピートするメリットをきちんと言葉にして伝えることは、お客様のためでもあります。
リピートするメリットをしっかり伝えて、リピート客を増やしましょう。
次回予約をプロの立場で提案する。
リピート顧客を増やすには、はじめて来られたお客様が次回また来てくれるかどうかが一番のカギになります。
そのためには、初回時にその場で次回予約をとってもらうことがとても大事です。
ここで取ってもらえず、また後日・・となると、リピートする確率はぐんと減ります。
次回予約をその場で取ってもらうのには、いろんな良い点があります。
たとえば、悩みを解消したいお客様からすれば、続けることを習慣にできるので、悩みの解決がしやすくなります。
悩みが解決しない原因で多いのは、続けないからで、それは定期的に継続することで解消します。
その場で次回予約をすると、リズムとペースが生まれるので、続きやすくなります。
人はよくなりたいと思っても続けない理由をいろいろつくってしまうものです。その場で次回予約を取ってもらうのは、そんな人の後押しにもなります。
また、次回予約してもらうことが当り前になると、サロンをしている方からすると、お客様に集中でき、より高いパフォーマンスを出せるというメリットもあります。
それはお客様の悩み解消にもつながり、リピート顧客の満足度も上がります。
忘れられないフォローの仕組みを取り入れる。
とはいっても、その場で次回予約を取られない方もいらっしゃいます。そんな方はそのままにしているとリピート顧客にはなりません。
忘れられないように、フォーローできる仕組みを取り入れておきましょう。
人が通わなくなる原因は、単純にそのサロンのことを忘れるからだと言われます。
忘れられないように、来られたあとにはサンキューレターを出したり、営業的なものを書かないニュースレターを1カ月後に出したりしてみましょう。
また、メルマガやラインに登録してもらい、役に立つことを中心に発信し、つながりを継続しながら、忘れられない仕組みを作っておくことも大切です。
ポイントカードでリピート客を優遇する。
リピート顧客を増やす方法に、リピート顧客を優遇するという方法があります。
ポイントカードなどを活用することで、ポイントをためることを通う動機にしてもらうという場合もあります。
これもリピートしてもらう仕組みの1つです。
そのためには、ためることが楽しくなるような特典にすることが大切です。
また、リピートの頻度によって特典内容を変えることで、よりリピート顧客を優遇することもできます。
リピート顧客が続けやすいツールを使って、リピート顧客を優遇することでリピート顧客を増やしましょう。
まとめ
今日は「セラピストがサロンのリピート顧客を増やす方法と仕組みづくり」でした。
個人サロンや自宅サロンなど特に小さなサロンは、リピート顧客中心のサロンを目指すべきです。
そうしないと集客が大変になりますし、サロン経営が安定しません。またサロンを経営していても楽しくありません。
リピートしたいと思っている人を顧客像にし、その人に発信し、その方がリピートしやすい環境をつくり、サロンのことを忘れないフォローの仕組みを作っておく。
こうすることが、リピート顧客を増やすしくみづくりの基本です。
サロンをしている人も、これから始める人もぜひリピート顧客中心のサロンにして、サロン経営をもっと楽しくしましょう。
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